ロゴのある静物着彩5/名画の模写6

午前クラスの着彩は途中経過をお見せします(これでもまだ途中です・笑)。
みんな本当によく頑張っています。あえて一点贅沢を言うと、着彩に入って、例えばポテトチップのパッケージの緑色をどうしても頭で「緑」と思ってしまうがゆえに、似たような色で塗ってしまう現象が所々見受けられます。すると袋の張った立体感や質感が出ません。それはポカリスエットやカロリーメイトも同じ。一旦頭で見なすのを止めて、よ〜く観察しましょう。

午後の模写は、もうどんどん描くのみですので、少し画家さんの話をしますと、ゴッホは感情的なイメージがあると思いますが、絵はとても計算されていて、無駄なくタッチが積み重ねられています。ですので、どう描いたか想像できて意外と模写もしやすく勉強になります。一方、さらっと風景を描いたモネのような絵は、本人はささっと描いたのでしょうが、筆致も早く、絵の具は混じり合い、その絵を真似するのは実は大変。絵によって個性はまちまちですが、自分が好きだと思った絵ですから、きっと完遂してくれるでしょう!