自画像デッサン4/文字のデザイン4

自画像デッサンは、そろそろ「描き込み」に入ります。
鉛筆の使い方も絵が進むにつれ変えていきます。出だしは柔らかめ(2Bなど)の鉛筆を寝かせてふわっと調子をつけていきますが、だんだんと鉛筆を立て、硬さもHBや2Hなど硬い鉛筆でガリガリと筆圧を上げて描いていきます。顔の細かな面の向き、まぶたの厚みや眼球の丸み、服やマスクのシワの重なり、一つ一つ丁寧に説明するように描き分けていきます。次回で終わり!がんばりましょう。

文字のデザインは今週から彩色です。まずは背景、かつ明るい色から暗い色へ、広い面から狭い面へと塗っていきます。
水彩は、消そうとして拭いたり上から塗ると余計汚くなるので、やり直しがほぼ出来ません。また水加減の調整も大切で、薄すぎると塗りムラが出来、濃すぎるとベタベタして塗りにくい。実はとても難しい画材です。はみ出さないよう集中して描く緊張感のおかげで、徐々にみんな筆使いが上手くなっていますし、慎重に試し紙で色を確認する癖もついてます。水彩の良い効果ですね。
再来週は主役の文字を塗って完成です!