木版画カレンダー(2)/自刻像(4)

夏も終わり、午前クラスは年末恒例のカレンダーに取り組み始めました。
今年は木版画。みんな一度は学校でも経験があるはずですが、当校では実はこれが初めて。
知ってるからつまらな〜い、と思うかもですが、みんなの知ってるローラーでインクをつける西洋式の木版でなく、今回取り組むのは浮世絵と同じ日本古来の木版画技法を学びます。うまくいくか、少しどきどきしますね。
とはいえ、刷りはまだまだ先で、今はひたすらアイデア出し。もしかすると一番辛いときかもしれませんが、産みの苦しみと思って楽しみましょう。

午後クラスは、引き続き石粉粘土を使った自刻像。だいぶ出来てきましたね。
特に自分の顔に似せる必要はないのですが、よく観察している証拠か確実に似てきてます。
耳のうずまくような形や、目の眼球とまぶたのつくり…等々、顔って見れば見るほど不思議な形をしてますよね。
みんなとても真剣に、色々な角度から自分の顔を観察して、粘土とやりとりしている姿に、すごいなと少し感動します。
木版画カレンダー制作風景9/28自刻像制作風景9/28