シルクスクリーンのカレンダー8

シルクスクリーンのカレンダーの完成作品、第二弾です。先週の作品たちとはまた違うそれぞれ趣向を凝らした良いデザインですね〜。パチパチ。
ちなみにカレンダーが刷り終わった子供たちは、今回習得したシルクスクリーンの技術を活かして、年賀状作りを行っています。年内にカレンダーを終わらせる事が目標でしたので、年賀状はおまけのような課題ですが、今年学んだ事の集大成と思って気を抜かずに、力作期待してますよっ?。シルクスクリーンのカレンダー完成作品2(左上から時計回りに、小4、小3、小5、小6、小4、小4)シルクスクリーンのカレンダー制作風景年賀状作り

シルクスクリーンのカレンダー6

今週の1版1色目が終わった子たちです。先週の作品と合わせてみても、全員違う個性の絵になっているのは良いですね〜。
細かなプロセスが多く、落版など大変な作業もありますが、1色目を刷り終えて、みんな全体の流れはつかめたようです。さて2版目はちょっと自分で思い出しながら頑張ってみましょう!

シルクスクリーンのカレンダー5

1版目(1色目)が刷りあがりました。すでに完成度が高くてワクワクしています。デザインがちゃんと考えられていて、絵になってます。印刷も上手で驚きました。次の版も頑張りましょう〜!
…とその前に「落版」ですね。スクリーンをもう一度使うためには乳剤を落とす「落版」という作業を行わないといけません。アルコールを塗布してひたすら手で拭き取る。根気のいる作業です。みんな、刷りは楽し、落版は大変(笑)で嘆いてましたが、クリエイティブな作業の裏のこういう地味〜な作業も大事!と思いますよ。印刷、製版、落版の様子(日曜午後クラス)

シルクスクリーンのカレンダー4

シルクスクリーンによるカレンダー。版も完成して、いよいよ一版目の刷りの作業に入る子もちらほら出てきました。
版画で「刷り」といったら、バレンで刷る木版がパッと頭に浮かぶかもしれませんが、今回のシルクスクリーンではスキージという道具を使ってスクリーンにインクを通過させる形で印刷します。
裏ごしのような、世代によってはプリントゴッコと聞いたら分かる方もいるかもしれません(笑)。なかなか刷りの光景は忙しくて撮影できていませんが、みんな初めての経験に苦労しながらも、うまくいってます。

*ちなみに「版」とは〜木版の場合は彫った木の板、今回のシルクスクリーンの場合は乳剤を塗ったスクリーン、など版画で紙に刷る途中経過のものを「版」と言います。

シルクスクリーンのカレンダー3

シルクスクリーン三週目。版の作成に入ってきています。
シルクスクリーンに限らず、木版や銅版画でもそうですが、版画は絵や彫刻と比べて手順が多い点が大変です。一方、色数など制約がある中の表現は難しくもあり醍醐味とも言えます。
ほとんどの子にとって初めての体験ですので、現場はみんな大変?ですが、それぞれ個性的でクオリティの高いデザインを生み出していっています。わくわく。
シルクスクリーン3週目(土曜午前クラス)シルクスクリーン3週目(土曜午後クラス)

シルクスクリーンのカレンダー1

今週から年末恒例のカレンダー制作に入りました!1人1ページ自分の担当する2か月の絵を何枚も刷り、皆で束ねて1つのカレンダーにします。
今年は「シルクスクリーン」という技法で行います。シルクスクリーンとは版画の一種で、枠にはったメッシュの生地に、インクを通す部分と通さない膜の部分を作り、下に紙を敷き上からインクを押し出すことで印刷する技法です。Tシャツのプリントや、身の回りの立体物(リモコンなど)の上の印刷に使われていたりと、実は割と身近な版画です。
(ちなみに、こういう版画の種類を専門用語では孔版と言います。穴を通す版画ですね。一方、木版は出っぱった所を刷るので凸版、銅版はへっこんだ所を刷るので凹版と言います)
一昨年前のカレンダーでも行いましたが、今回は少し紙サイズを小さくした上で、日付も絵のデザインに組み込んでもらうこととしました。今週はアイデア出しにたっぷり時間をとり、もし絵柄が決まったら配色を考えるところまでやってもらいました。
さてさて、今年はどんなカレンダーができるか楽しみです!
シルクスクリーンのカレンダー1(土曜午前クラス)シルクスクリーンのカレンダー1(土曜午後クラス)

2018年コロコロカレンダー(完成)

コロコロカレンダーが無事完成しました〜!しっかり描き込まれた力作ぞろいです?。ぜひご家庭でコロコロと回して見て下さい。余った時間では年賀状も描きました。
さて今年のレッスンも今週で終わりです。たくさん作品を作りましたね!
皆さん良いお年を〜?
コロコロカレンダー完成(土曜午前クラス)コロコロカレンダー完成(日曜午前クラス)コロコロカレンダー完成(日曜午後クラス)コロコロカレンダー完成(日曜午後クラス)

2018年版コロコロカレンダー(9)

さあ、もう12月。教室の玄関にもクリスマス飾りが現れました。1年が早いですね。
作業もいよいよ大詰め、カレンダーの絵も今週来週の2回で終わりです。絵の内容は自由なのですが、1枚1枚を大事に、光と影の表現、立体感の表現、グラデーションや色の配置、いろいろと表現の習得を折り込みながら進めています。実用的な来年のカレンダーを作りながら、自然に絵の事が学べるとお得かな〜?と思ってます(^^)。
風邪だけはひかないように気をつけましょう!