石彫7/木彫時計7

木彫レリーフは彫る作業を終え、サンドペーパーで表面をきれいにした後、着色に入りました。
ここまでは「彫刻」の作業でしたが、ここからは「絵」の感覚にスイッチして作業をしていきます。支持体は木ですが、水彩絵の具で、いつもより水の少ない濃い絵の具で塗ってもらっています。混色、グラデーション、色の対比、覚えたことも思い出しながら綺麗な時計に仕上げていきましょう!
石彫はいよいよ耐水ペーパーでの磨きに入りました。ツヤっ輝いてくる様子に「おお〜」とちょっとした感動の声が漏れてきています。やりがいのある作業ですね。
木彫時計制作風景(土曜午前クラス)木彫時計制作風景(土曜午後クラス)

石彫6/木彫時計6

途中経過です。良いですね〜。
木彫レリーフは彫刻刀での彫りを、石彫は棒ヤスリでの削りがほぼ終了です。今回初めて手にした彫刻刀や棒ヤスリの扱いも手馴れてきました。
来週からは木彫のクラスは紙やすりをかけ着色に、石彫は耐水ペーパーと研磨剤による磨き作業に入り、仕上げへと向かいます。頑張りましょう〜!
木彫レリーフ途中経過(土曜午後クラス)石彫途中経過(日曜午前クラス)

石彫5/木彫時計5

木彫時計と石彫5週目です。木彫は丸刀で形の輪郭線の周囲を彫り下げた後の凹凸を、平刀でならす作業を行っています。
平刀は特に木目に逆らうと、彫りにくく表面も毛羽立って美しくありません。ですので、木目の向きに対してどう彫ったら良いか、彫りにくい時は向きを変えてみたり木と相談しながら彫るよう、言っています。こればかりは経験を通して体で学ぶしかありません。次週あたりで彫刻刀の作業は終了する予定です。頑張ってね。
そして、石彫の方は制作風景を撮り忘れてしまいましたので、途中経過です。同じ四角い石から出発しましたが、随分とバリエーション豊かになりましたね。あとは徐々に薄くしていったり、角に丸みをもたせたり、細部に手を入れて形ができたら、紙やすりで磨きに入ります。完成が楽しみですね〜。
木彫時計5(土曜午後クラス)木彫時計5(日曜午後クラス)石彫途中経過(日曜午前クラス)

石彫4/木彫時計4

みんなレッスン時間いっぱいまで真剣に彫ってます。集中してる顔っていいですよね。
木彫は浮き彫りの作業もだんだん進んで、物と物の重なりを段差をつけることで表現していきます。奥行きが出てきてまさに面白いところです。
石彫は四角い石から大まかな形がだいぶ見えてきました。石彫は三次元的イメージをしっかり頭に描くのが一番難しいのですが、見えてくれば、あとは、どんどん理想的な形を追って削っていくのみです。削りすぎないようにだけ気をつけて頑張ってね。
制作とは別の話ですが、今の課題は木彫レリーフも石彫も、作業の後には、木くずや粉といったゴミがすごく出る?のですが、みんなちゃんと協力して掃除したり椅子を片付けたり台を拭いたりと、素晴らしくて感心です。そういうことも大事ですよね。
石彫4(日曜午前クラス) 木彫時計4(日曜午後クラス)

石彫3/木彫時計3

木彫レリーフに取り組むクラスは、切り出し刀で深く溝を刻んだのち、いよいよ丸刀で浮かせ彫りをしていってます(下図参照)。細かい所をうっかり彫り落としてしまったり、彫り下げる場所を間違えてしまったりと苦戦することもありますが、素朴に彫る作業に集中して楽しんでくれてるようです。
石彫のクラスは四角い石の形から脱して少しづつ自分のモデルに近づけていこうと奮闘中です。三次元的なイメージをしっかり頭に描かないといけないので、難しいですね〜。頑張って!
木彫時計3(土曜午前クラス)木彫時計3(日曜午後クラス)石彫3(日曜午前クラス)

木彫レリーフ手順

木彫レリーフ手順

石彫1・木彫時計1

夏休みですね。教室は全クラス新しい課題に入っています。
土曜午前&午後、日曜午後クラスは、木彫レリーフによるオリジナル時計作りを行います。
まずはデザイン案をいくつか描き、一番気に入った案を凹凸の計画を立ててから彫り始めます。テーマは自由。
まだ彫刻刀初体験の子供たちもいますので、(もちろん軍手着用ですが)焦らず怪我に気をつけて進めていきましょう。

写真三枚目の日曜午前クラスは高学年〜中学生で経験値も高いので、石彫に挑戦しています。高麗石という印鑑などで用いる柔らかい石を、棒ヤスリで削って造形していきます。おそらく、みんな初の抽象彫刻でテーマは「軽やかな形」。とりあえずアイデアをスケッチし、粘土で模型をつくっています。
頭をやわらか〜く、形もやわらか〜い形をつくりましょう!?
木彫時計(土曜午前クラス)木彫時計(土曜午後クラス)石彫(日曜午前クラス)