白い静物デッサン3/グラデーションの街5

午前の静物デッサンは、調子(陰影)を入れていきます。構図や形がまだ決めきれていないかもしれませんが、輪郭を完璧に決めて色塗りのように陰影をつけるより、鉛筆を寝かせて形を探りつつ自然に調子ができていく、言い換えれば「形を描くのと陰影をつけるのとを分けて考えない」ことがポイントです。生き物をつかまえるように柔らかく、ある程度ゆらぎをもたせながら描き進めましょう。
あと、白いモチーフではありますが、画面が汚れるのを怖がって描かないよりは、真っ黒になってもしっかり描き切る方が学ぶことが多いですので、今週を入れてあと4回、どんどん描きましょう。

午後のグラデーションは壁面の明度のグラデーションを進めました。屋上の線と平行に筆を運び、少しずつ色を変えながら、なだらかなグラデーションを作ります。急に色が変わったり、ストロークの角度がだんだん変わってしまったり、はみ出したり、絵の具がかすれたり(逆に透けたり)、思うように描くのは難しいです。水加減や、色の調整、筆への含ませ具合と絵の具づかいも習得しつつ、きちっと塗ることで筆さばきも身に付きます。順調です!