早いもので夏休みも終わり、教室も新しい課題「スクラッチボード」に入りました!
まずは、白地(またはシルバー地)に黒の塗料が塗ってある専用の厚紙に、原画をカーボン紙で転写します。厚紙を「ニードル」という針で引っ掻くと、表面が削りとられて白い線が現れます。印刷はできませんが銅版画に近い表現ができます。
普段の鉛筆で描く作業とは白黒が逆でちょっと頭を使います。また面で塗ることはできませんので、ハッチングといって細かく平行な線を重ねる方法で明暗を表現していきます。
みんな意外とすぐに慣れて、明るい部分をコツコツと集中して引っ掻いているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいました。来週も引き続き集中していきましょう。