土曜午前クラス・日曜午後クラスのカボチャの模刻と、日曜午前クラスの自画像デッサンが完成しました!
並べてみると、すごい密度の力作ぞろいですね。表現の基礎を学ぶには、物を見て学ぶことが一番です。
どのクラスも後半の時間帯で「友達クロッキー」を行いました。全員が順番でモデルになり、10分または5分という短い時間で全身を描きます。瞬発的に形を捉える練習ですが、皆とても集中して、一枚一枚上達していっていました。
カボチャの模刻(2)/自画像デッサン(2)
カボチャの模刻(1)/自画像デッサン(1)
夏休みの課題/自由課題(3)
夏休みの課題/自由課題(2)
夏休みの課題/自由課題(1)
今週からは、学校で出された夏休みの図工課題か、自由課題のどちらかを選んでもらって制作しています。
どのテーマでも、最初の構想を良く練るのがとても大事ですので、今週のレッスンではコピー紙を4つ折りにして、まずはアイデア出しです。
実際に行った場所や見たものなど自分の経験が伴うと、より絵に説得力が増しますので、今回は事前に家族旅行の際の写真などを用意してもらいました。山や森、プールなど皆思い出も交えながら、絵を考えていました。
自由課題を選んだ子は、テーマ(描くもの)から自分で決めていきます。こちらも自分のペットの写真や、大好きなサッカーボールなど思い入れのあるモチーフを持ってきてくれました。課題を与えられる事に慣れてしまうとどうしても受け身になりがちですが、自由課題は自発的に考えるきっかけになるとても大切な課題です。じっくり取り組んでいきましょう。
アクリル絵具の静物画(完)
アクリル絵具の静物画(3)
アクリル絵具の静物画(2)
アクリルによる静物画2週目です。
前回下地を塗って、線描でアタリをとるところまで終わらせましたので、今週はおおまかに画面全体に色を乗せていくことを目標に頑張ってもらいました。
「おおまかに」というのは、「1つ描き終わってから次のモチーフを描く」という描き方でなく、まんべんなく全体を少しずつ描き進めていく感じです。皆にはご飯の「三角食べ」にたとえて説明したりしています。そうすることで、絵の全体感や雰囲気、まとまりが出来てきます。
いつもの水彩との違いで戸惑う部分もあるかもしれませんが、モチーフに引っ張られてどんどん描き進めています。失敗しても上から何度でも描けるというアクリル絵具のメリットは、子供にとっても気兼ねなく描けて嬉しいのかもしれませんね。
来週はお休みですので、再来週また続きを描きます。少しずつディテール(細かいところ)にも手を入れていきましょう!