アクリル構成自画像1/風船石膏と紙テープのデッサン2

午前クラスは、今週から新しい課題「アクリル構成自画像」。
「自画像はともかく…構成?」と思いそうですが、言い換えれば「自画像+α」。オーソドックスに斜め45度で顔から胸まで描く、のではなく何かひとひねり、好きなものと組み合わせるなり、状況設定を工夫するなり、自画像を単なるきっかけに構図や色調も工夫して自分なりの絵を作りましょう〜!という課題です。
今週はアイデア出し。絵もまずは数が勝負です。例えば「犬と私」を描くとして、1枚エスキースを描いて本番に行くより、無数にある組み合わせの可能性から一つを選んだほうが、断然良いものができます。頭を柔らかく発想を広げましょう。参考作品はウィーン幻想派の画家、ルドルフ・ハウズナーで折り紙の帽子を被った自画像で有名です。ユニークですよね。

午後クラスは、先週アタリをとった上から、おおまかに明・中・暗と鉛筆を寝かせて調子(トーン)を乗せていきます。「輪郭線」という線は本当は無くて、明るさの違いで境目ができているんだ!ということが今の主な学びです。みんな自然にデッサンらしくなってきました!

ルドルフ・ハウズナー