静物デッサン(布とパイプ椅子)3/静物デッサン(霧吹き)2

午前、午後クラス共に途中経過をお見せします。
午前の椅子と布のモチーフは、途中とはいえすごいですね。もう布のひだの凹凸を1つ1つ説明出来てきました。どういう形か、どちらが手前か、見る人にわかるように描き表すことを「説明する」とよく言います。なんとな〜く、ぼかしてごまかすのでなく、丹念な説明の積み重ねで、全体を形作る。白布は色がないぶん形に集中できて、たくさん学べますね〜。

午後クラスは正中線や楕円、スプレー部分の軸の傾きなどの補助線に形を取る努力が見られますね。野菜や植物といった自然物はなんとなくな形でもそれらしく見えてしまいますが、人工物は形がシビアになってきます。少し違うとすぐ変だとわかります。
ですが「どこか変…」と感じ取って「どこが違うんだろう?」と見比べ「あ、ここか!」と気づくその繰り返しが確実に成長になります。良いですよ!みんな霧吹きになってきました。

ドミニク・アングル

ドミニク・アングル