透視法2/コロコロカレンダー2

最後の晩餐

午前クラスは前回、消失点が1個だけある1点透視法を学びました。荘厳なダ・ヴィンチの「最後の晩餐」などが有名です。今週はその第二弾、「2点透視法」。紙に水平線を引くまでは同じですが、前回との違いは左右両端に2点、「消失点」を作るところです。建物を斜めから見る時など、より身近な風景で見かける遠近法です。
垂直線から左右の消失点に向けて斜めの線を引き、適当な位置で垂直線で切ると左右の面の完成。上面や下面も同様に角から消失点に線を伸ばして決めます(言葉での説明は難しいですね?)。作品をご覧ください。この感覚を静物でも活かしてね。

午後クラスは、前回、言葉である程度図案のアイデアをまとめて、今週からは絵によるエスキースに入りました。季節のイベントで各月を埋めるのは簡単なのですが、みんなには自分の好みを発揮した自分だけの作品を作って欲しいですので、資料集めも含め頑張ってもらってます。アートは制作時間以外にも、普段からの観察や趣味、日常への関心も非常に重要なんですよね。常にアンテナ張っていきましょう!

透視法1/コロコロカレンダー1

今週から午前クラス午後クラス共に新しい課題に入りました!
午前はじっくり先週まで描いた静物とは少し趣向を変え、でも繋がっている、「透視法」について今週、再来週と2回で学びます。
すべての平行する線が地平線上の消失点(vanishing point)に向かって収束していく、という遠近法です。今週はまず「一点透視法」という消失点が1つのヴァージョンです。どちらかというと勉強的な課題ですが、おしゃれな作品ができました。
午後クラスは少し早めのスタートですが来年のカレンダー制作です。今年はコロコロカレンダー(作例)。今週は自分なりのテーマを考えて、オリジナリティのあるカレンダーになるようアイデアを練りました。みんなうんうんとうなりながら、頭をひねっていましたが、産みの苦しみは大事です。面白い作品ができるといいですね。
一点透視法9/11

コロコロカレンダー制作風景9/11