静物デッサン「毛糸とガラス瓶」4/アクリル画「かぼちゃのある静物」6

午前クラスも午後クラスも来週で完成です。ですので今週は「ほぼ」完成が目標。
午前クラスは一通りモチーフ全体が描けていますが、更にもう一歩、デッサンで学ぶ最も重要な「空間」が今週のテーマ。言い換えれば「空気の流れ」や「奥行き」、「空気感」(写真の青い矢印のイメージ)と言っても良いでしょう。見える物を描くのはすぐにわかると思いますが、見えない、モチーフを取り巻く周囲の空気を見るのはとても大事です。そこを意識するとビンとホースの関係や、全体の佇まいをすっと見切ることができます。奥義の習得がんばりましょう〜😉
午後は全体に手を回していくことがテーマです。かぼちゃ→布→球体→グラス→背景→かぼちゃといった具合にぐるぐると散歩するように画面の中を回って具体的にしていきます。その際大事なのは、隣り合う面、例えばかぼちゃの背景を描く際に、ぼんやりかぼちゃの輪郭を残して塗るのでなく、背景の面を塗るついでにかぼちゃの輪郭をはっきり決めること。グラスと台も同様、台の白い面を描くときにグラスの輪郭を決める。形の内と外で絵の具の「色面」が押し合いへし合いして良い形が出来て来ます。だいぶその感覚を習得できて来ましたよ〜。