午前クラスの手の模刻は、見て←→作るを繰り返すリズムが身についてきた様子です。みんな像と同じポーズをとっては粘土をつけ/削り、また同じポーズをして確認する。作品作りは絵でも彫刻でも(さらに現代美術でも)作る力より見る力の方が実は大事です。
よく見て気付きの多いぶん、ぐぐっと人間らしい手になってきました。来週あたりから細部に入っていきましょう!
午後の靴の模刻は、だんだん具体的にソールやつま先、履き口の曲線など作りこんでいきます。細部に入ると全体の大きなバランスの狂いに気づいてたり、また一見何もないような布の曲面が凸凹いびつになっていることが気になってきます。ゆるい粘土で凹みを埋めたり、ヘラでカーブを思い通りに削ったり…実は靴を作る事を通して、粘土の扱いに慣れることがこの課題の一番の狙いだったり?もします。大変だけど頑張って!