午前クラスは来週完成ですが、それでも臆せずみんな絵を大きく動かして、方向性を探っています。上から何度でも描いて描いて、自分にとっての「良い絵」を探るその試行錯誤の痕跡が、実は結果的に「良い絵」を作るんですよ?。そして今回の努力は確実に次の成長につながります。最後まで描き切りましょう!
午後クラスの丸太は、一旦ペン画は終了。ゴツゴツした樹皮や年輪、虫食いの跡までよく描いてます。観察力が強化されましたね。来週さっと淡彩(水彩であっさり薄く着色する事)をして仕上げますが、ペン画でも十分作品として成立していますのでお見せします。
「デッサン」タグアーカイブ
写真模写(自画像)3/グラデーションの絵7
午前クラス・写真模写は形は大体先週までで取り終え、今週はしっかり鉛筆で明暗を作っていくことを頑張ってもらいました。どうしても顔を絵で描こうとすると、目鼻口をグリッと線で描いてしまいがちですが、写真は嘘をつきません。実世界は明るい/暗いがあるだけで、輪郭線はないんですよ〜。空の白から肌のグレー、髪の黒まで、自然な光のグラデーションのつながりだけで世界を描き出しています。それを実感できるといいですね。
まだ少し絵が白いですので、来週からはどんどん鉛筆をのせて描き込んでいきましょう!
午後クラスのグラデーションによる名前の街は、名前で出来た屋上部分の色相のグラデーションに入り、ぐっと完成が見えてきました。大人の方も色相環など美術の授業で見た覚えはあるかもしれませんが、話で聞くだけですと今ひとつピンとこない色の原理。今回の課題を通して、赤・青・黄色の「色の三原色」と「白」さえあれば、どんな色でも作れる!ということを実感してみんな色を自分のものにしていってます。黒も肌色も使ってません。色は奥が深い世界ですが、「黄色に紫を混ぜたら本当に暗くなった〜」などの素直な声が聞こえてきて嬉しいです。来週完成です!頑張りましょう!
写真模写(自画像)2/グラデーションの絵6
午前クラスは写真模写の続き。今回に限らず、いつもベアヒェンでは、朝教室に来て、まず自分の絵をぱっと見た「第一印象」をみんなに大事にしてもらってます。客観的に自分の絵を見られるのはしばらく時間をおいたレッスン最初が一番。特に今回の顔のようなモチーフは、形がほんの数ミリずれているだけでもだいぶ違う印象になります。普通の鏡を見ての自画像なら多少揺らぎがあっても大丈夫なのですが、写真模写は答えが脇にあるので違いは明確^^;。粘り強く形を修正しつつ、そろそろ明中暗の三段階くらいに調子を入れて行きます。みんな頑張ってます。
午後のグラデーションの絵は、壁部分の明度のグラデーションを終えて、背景に移るか(?)というところまで頑張ってもらいました。
皆さんだいぶ要領を得て塗りのテンポも早くなってきました。筆さばきや混色の加減も確実に上手になってます。この課題は反復練習の要素がつまってますので、1課題でぐっと成長しますね。綺麗な絵が出来てきていますよ!
写真模写(自画像)1/グラデーションの絵5
せっかくの運動会・体育祭シーズンですが、天気が安定しませんでしたね。
午前クラスは今週から新しい課題、「写真模写」です。「名画の模写」は何度か経験した子もいますが、今回はモノクロでプリントした写真を元に鉛筆デッサンで模写を行います。
先週、あらかじめ生徒自身の顔を1人ずつ撮影したものが題材ですので自画像ですね。以前マスクをした自画像なども描きましたが、通常自画像を描くときは昔から鏡を使って描きます。それに比べると、写真は動きませんし、すでに立体から平面に置き換わっていますので、平面から平面に写すのは割とハードルが低い…はず(笑)です。あとなにより、写真模写はカメラならではの豊かで滑らかな階調や、冷静な描写を再現したり、目で見て描くのとは違った学ぶことが多くあります。楽しみ。
午後クラスのグラデーションの絵は「名前の街」の下書きを終えて、壁の色塗りに入りました。壁は練習でやった明度のグラデーションで塗ります。斜めの壁に沿った向きで1ストロークずつ少しずつ白を混ぜて明るく(または、色を混ぜて暗く)しながら、綺麗なグラデーションになるよう丁寧に塗っていきます。一壁塗るうちに段々と筆づかいや絵の具の混ぜ具合が上手になってきています。その調子!
静物デッサン(布とパイプ椅子)完成!/静物デッサン(霧吹き)完成!
布のデッサン、霧吹きのデッサン、ともに今週で完成しました!
午前クラスは特に底力がついたことを実感しました。すごいです。
デッサンはどうしても絵の上達のための訓練と捉えられがちですが、自分なりの布の捉え方が表現されていて、これは立派な「作品」です。布の起伏、柔らかさ、中に隠れているパイプ椅子の存在感、光を透過してくる透け感、どの作品も素晴らしいです!
午後クラスの霧吹きは、前回描いた薪と違って、人工物ならではの形の正確さが求められたり、透明感が難しかったり、大変だったかと思います。映り込みや光の屈折、プラスチックの硬さ、ずしっと重い感じ、みんなよく観察して描いていますね。
さて、4月に入って一週ずれてしまいましたが、来週から新しい課題です。お楽しみに〜〜。
静物デッサン(布とパイプ椅子)4/静物デッサン(霧吹き)3
午前の白布も午後の霧吹きも大詰めです。
白くて柔らかい形の布にしても、透明な霧吹きにしても、気づくとなかなか意地悪なモチーフですよね。シワがどう寄っているか、光と影がどう落ちてるか、霧吹きの水を通った光がキラキラ反射したり、ぐにゃっと向こうの景色がゆがんで見えたり…ただひたすら見て描くを繰り返すしかありません。
頭で「だいたいこんな形だろう」というイメージがない、見ないとわからない。でも実はそこが狙いなのです。
どうしても例えば「人」を描こうとすると、目鼻口と指が5本!と観念的に(わかったつもりで)描いて満足してしまいます。それでは頭〜手のやりとりだけで、目が働いていません。ですが、あまり見慣れない物を描くと、目〜頭〜手のやり取りが活性化され、スムーズに連動するようになると、どんどん目から新しい情報が入ってきて、見慣れたはずの世界の複雑さ、面白さに気づくようになります。よくわからない物を描くのはオススメです。
さて来週で両課題とも終了です。完成が楽しみ!
静物デッサン(布とパイプ椅子)3/静物デッサン(霧吹き)2
午前、午後クラス共に途中経過をお見せします。
午前の椅子と布のモチーフは、途中とはいえすごいですね。もう布のひだの凹凸を1つ1つ説明出来てきました。どういう形か、どちらが手前か、見る人にわかるように描き表すことを「説明する」とよく言います。なんとな〜く、ぼかしてごまかすのでなく、丹念な説明の積み重ねで、全体を形作る。白布は色がないぶん形に集中できて、たくさん学べますね〜。
午後クラスは正中線や楕円、スプレー部分の軸の傾きなどの補助線に形を取る努力が見られますね。野菜や植物といった自然物はなんとなくな形でもそれらしく見えてしまいますが、人工物は形がシビアになってきます。少し違うとすぐ変だとわかります。
ですが「どこか変…」と感じ取って「どこが違うんだろう?」と見比べ「あ、ここか!」と気づくその繰り返しが確実に成長になります。良いですよ!みんな霧吹きになってきました。
静物デッサン(布とパイプ椅子)2/静物デッサン(霧吹き)1
午前クラスは、先週に引き続き慎重に形をとっています。「形をとる」と何気なく言いましたが、明暗をつける前に目の前のモチーフの形や位置をうっすらと描いて決めていくことをそう呼びます。輪郭線をぎゅっと描くのでなく、鉛筆を寝かせて柔らかく描きます。自分の目を過信せず、デスケルや測り棒といった道具を使って、比率や位置を何度も何度も客観的に確認するのが大事です。早く描きたいところですがここは辛抱です。
デッサンで養われるのは、物や空間の理解ももちろんですが、何よりこの客観性かもしれませんね。
午後クラスも鉛筆デッサンに入りました。モチーフは「霧吹き」です。
使うのは新品ですが、先週まで粘土で霧吹きは使ってましたので馴染みがあるはず。
単品のモチーフですので午前の布と椅子ほど「関係性」を見る課題ではありませんが、霧吹き1つでも改めて見てみると、透明な筒状のボトル、キャップのような接合部、スプレーヘッド部分等々、結構複雑な作りをしています。
真っ直ぐな直線、正確な円、左右対称の作り、自然物とは違う工業製品ならではのキチッとした美しさを表現していきましょう!
静物デッサン(布とパイプ椅子)1/靴の模刻・完成!
構成デッサン(薪と立方体)5/鉛筆デッサン(薪)完成!
午前クラスの構成デッサンは来週完成です。みんな素晴らしい完成度で個性的な作品が出揃って来てきています。途中経過を見せたいところですが〜来週のお楽しみ笑。
午後クラス、薪の静物デッサンは今週完成しました〜パチパチ。みんなほとんど初めてのデッサンですが、すごい頑張りました。木や針金の質感の違いをよく見て描いています。床の影も、モチーフが「置かれている」感じを表現するのに大事だよ〜と伝えると、しっかり応えてくれました。子供の吸収力恐るべしです。是非拡大してご覧ください!