鉛筆デッサンの途中経過を一部お見せします。頑張ってますね〜。
デッサンの大事なところは、モチーフが自画像でも丸太でも、ごろっとした立体感や構造、大きな明暗、あと、そこにある/いる「感じ」を表現することです。
それにはまず自分がモチーフから色々気づいたり感じとらないと描けません。
例えば自画像では見えない後頭部も意識して頭の形ってこんななんだ〜と感心したり、丸太を見て樹皮がガサガサしてるな〜重そうだな〜と感じ取ったり。
感動屋さんになりましょう!
自画像デッサン2/丸太のデッサン2
自画像デッサン1/丸太のデッサン1
4月になり新年度1回目の課題です。卒業、入学、進級と忙しい時期ですが、教室はいつも通り静かに自分の絵に向き合います。
午前クラスは「自画像デッサン」。自分の顔の構造をよく観察し、色々とポーズや見る角度を変えてエスキースを何枚も描きます。どうしても顔は漫画等で先入観がありますが、それは一旦忘れて、凹凸のあるモノのように描くのを心がけるのが大事!
午後クラスは「丸太のデッサン」。丸太は大まかに見ると円筒形。そういう見なしが大事です。とはいえ、円筒形が床に置いてある形を正確に描くのが意外と難しく、斜めを向いているはずの切り口がこっちを向いてしまったりします。今週はグッと我慢して、柔らかくアタリを入れ、形と構図を正確に納得いくまで詰めていきました。
人物クロッキー大会
今年度も最後のレッスン。全クラス、人物クロッキーをやりました!
クロッキーは速描ともいい、短時間でさっと少ない線で描くことを言います。長い時間をかけてしっかり描くデッサンと違って、短距離走のような瞬発力、ぱっと良い形を捕まえる力を養います。これができると、ゆっくり描くデッサンやアクリルでも役立ちます。
順番にモデル役をしつつ、10分、8分、5分とだんだん時間を短くして、スピードに体を慣らして描いて行きます。体の動き、重心の位置、活きた緩急のある線を意識し、モデルさんの雰囲気を素早く捉える。画材も筆ペン、鉛筆、コンテと色々使ってみました。みんな良いですね〜。
中学3年まで楽しく通ってくれた生徒さんたちも卒業して行きました🥲💐。絵はどこでも描けますのでぜひ続けてね!
パイナップルとミラーシートの着彩・完成/パイナップルの着彩・完成!
パイナップルの着彩が完成しました〜🍍‼️おつかれさま〜。
自然物は形の狂いが多少あっても気にならない描きやすいモチーフ、かと思いきや、結構パイナップルは手強かったですね。
というのも、パイナップルの実は細かな菱形のパーツがいっぱい集まりつつ、全体では1つのラグビーボール状の立体になっています。凸凹ひとつひとつにとらわれてしまうと、全体の丸みが出てきません。葉っぱも一枚一枚表情がありますが、全体の大きな形がありますよね。
つまり、「部分と全体」がパイナップルのテーマだとあとで気づきました。
いろいろ勉強になりましたね〜。拡大してご覧下さい!