模刻(靴・リンゴ)完成

靴の模刻、リンゴの模刻(着彩)、ともに完成しました〜!!
ふっと脱ぎ捨てられたさりげない靴の感じをよく観察して作りました。なんということのない曲線や、足に合った靴らしい形といった支えになる基盤がよく出来ているからこそ、靴紐やバックルなどのディティールも映えてきますね。

リンゴの着彩は先週塗った黄色い下地の上に様々に混色した赤い色を、ハッチングや点描といった細かい筆のタッチで重ねていきました。リンゴの表面をよく見ると複雑にいろいろな色が折り重なってまだらな色をしています。自然物らしい色彩のポイントはこの「むら」や「ランダムさ」にある気がします。モチーフをよく見て、どうしたら似るか、色や筆使いを自分なりに試行錯誤していく事が成長に繋がります。

模刻(靴・リンゴ)4

靴の模刻は、今週と来週で終了ですので、細かなパーツを具体的に作りこんでいきます。でこぼこした表面を革靴の場合はスーッとシャープな曲線に、布靴はふわっと柔らかく形を整えられると、素材は粘土でも「粘土っぽさ」を感じさせない、本物の革や布のようなリアリティが出ます。それにはいかにヘラなどの道具を使いこなすかがポイント✨です。

リンゴの模刻は、今週からアクリル絵の具での着色に入りました。
リンゴなので「赤」を塗りたくなるのをちょっと我慢して、よく観察してみると、赤の下に黄色や緑色がうっすらのぞいています。
成長過程を想像すると分かりますが、リンゴは黄緑色から始まり、だんだん日に当たったところから赤く色づいてきます。着色もその過程にのっとって、下地に黄色(黄緑色)を塗り、上から細い面相筆で薄い赤を重ねていきます(重色)。どこまでそっくりにできるか楽しみです。

模刻(靴・リンゴ)3

午前クラスは引き続き靴の模刻です。皆がこれまで作ってきた自然物(貝や果物)は個々にバラつきもありますので、大まかな特長が捉えられれば、その物らしくなります。
それに対して靴は「人工物」、かつ機能もありますので、形を正確に作らないと「これじゃ足が入らない!(笑)」等、靴らしさが出ません。そしてパーツが多いのも特長です。つま先、両サイド、ベロ、かかと、ソール、そして靴ひも…さらにスニーカーの場合ロゴやパッドがあちこちに…。改めてみると、かなり複雑です(図参照)。
ハードルが高い方が成長も大きい!と信じて頑張りましょう😁。

午後クラスのリンゴは、今週で紙粘土での造形は完了。
リンゴの骨格(凹凸、構造)を失わないよう気をつけつつ、表面のつるっとした質感を三角定規をヘラ代わりに用いて仕上げていきます。てっぺんのヘタやおしりのガクなどのディテールも作りこみました。来週からアクリル絵具での着色に入ります。どんどんリアルにしていきますよ!

靴の構造

リンゴの模刻、途中経過

模刻(靴・リンゴ)2

模刻2週目です。
みんなとても真剣にモチーフに似せようと頑張っています。
午前クラスの靴も、午後クラスのリンゴも細部(たとえば靴ひもや縫い目、リンゴで言えばヘタなど)を残して、おおまかな形を仕上げていってます。
立体をとらえる時には「面の向き」を意識する必要があります。というのも立体物はぜんぶ「面のつながり」でできているからです。
面がどこで折れ曲がっているか、どういう角度か、を観察するのがポイントです。とは言っても、面はなめらかにつながっていて、境目ははっきりとはわかりません。
形を見切るのは難しいですが、気づけると今まで見過ごしてきた世界に触れた気がして、きっと楽しいはずです。
靴の模刻2週目 リンゴの模刻2週目

リンゴの面分割

模刻(靴・リンゴ)1

今年も始まりました。
緊急事態宣言が発令されましたが、当教室は日頃から静かに制作しますので、昨年に引き続き、手洗い・消毒・換気につとめつつレッスンを継続してまいります。どうぞ、ご協力のほどよろしくお願いします。
さて、今年最初の課題は、午前午後クラスともに模刻です。
午前中は自分(または家族)の靴をモチーフに、午後はリンゴをモチーフに石粉粘土で作ります。
「模刻」とは、まねして彫刻をつくること、ものを見てそっくりに作ることを言います。デッサンの立体版と言って良いです。
絵は一方向から見て似れば良いですが、模刻はどこから見ても形が合うように、ぐるぐると色々な角度から見て作らないといけません。
今日はどちらのクラスも、まずエスキース帳に何度も色々な角度からスケッチして構造をよく観察。その後、大まかな形と量(ボリューム)を粘土でつかむところまでを目標に頑張りました。その際の一番大事なところは、形の変わり目、「構造線」を見究めることなのですが、皆さん…わかったかな?

木版画カレンダー(3)/自刻像(完)

午後クラスの自刻像が完成しました!
とても力強い作品たちがたくさん生まれました。まずたたずまいが良いですね。
目、鼻、口、耳、それぞれの構造を非常によく観察しているのがうかがえます。
そして実は彫刻にとって何より重要なのが、目立たない、言ってみれば何もない部分(例えばほっぺたや首すじ、顎の下の面など)の形や、筋肉のつき方がとても丹念に作られていて、立派な彫刻表現になっています。
午前クラスは引き続き木版画カレンダーの下絵に取り組んでいます。しっかり計画を立てないといけませんので意外に大変😅。


木版画カレンダー(2)/自刻像(4)

夏も終わり、午前クラスは年末恒例のカレンダーに取り組み始めました。
今年は木版画。みんな一度は学校でも経験があるはずですが、当校では実はこれが初めて。
知ってるからつまらな〜い、と思うかもですが、みんなの知ってるローラーでインクをつける西洋式の木版でなく、今回取り組むのは浮世絵と同じ日本古来の木版画技法を学びます。うまくいくか、少しどきどきしますね。
とはいえ、刷りはまだまだ先で、今はひたすらアイデア出し。もしかすると一番辛いときかもしれませんが、産みの苦しみと思って楽しみましょう。

午後クラスは、引き続き石粉粘土を使った自刻像。だいぶ出来てきましたね。
特に自分の顔に似せる必要はないのですが、よく観察している証拠か確実に似てきてます。
耳のうずまくような形や、目の眼球とまぶたのつくり…等々、顔って見れば見るほど不思議な形をしてますよね。
みんなとても真剣に、色々な角度から自分の顔を観察して、粘土とやりとりしている姿に、すごいなと少し感動します。
木版画カレンダー制作風景9/28自刻像制作風景9/28

サザエの模刻・完成

今年度も今日で終わり、明日は新元号発表!と世間はいろいろ騒がしいですが、子供達はじっくりサザエと向き合って、今週完成しました!パチパチ👏
みんなすごく頑張ってモチーフに食いついてくれました。ありふれたサザエの殻ですが、その複雑な色や形、規則性などなど、自然物に向き合って多くを学びとることがすごく大事な経験に思います。
親御さんがどちらが本物か本気で分からなかったりした時の、子供達の満足そうな顔が印象的でした。
次にサザエを食べるときに、思わず殻に目を取られてしまうかもしれませんね〜(笑)。

サザエの模刻4

サザエの模刻は今週より着色に入りました。
貝殻の表面は傷や付着物で白っぽくなっていますが、この複雑な色合いを一回塗りで表現するのは難しいです。
そこで今回は、白く石灰化する前の貝殻の地の色を良く観察し、まず濃い色で下塗りをします。それから白っぽい色を上から乾いた筆でかすらせて塗るドライブラシ技法という重ね塗りの方法をやってみます。
今週はひとまず下塗りまで。みんな集中して頑張っています!
制作風景3/24(サザエの模刻〜着色)制作風景3/24(サザエの模刻〜着色)

サザエの模刻3

サザエの模刻も今週で粘土造形を終了しました。
「時間が足りない〜」という意見も多々ありましたが、それだけモチーフがよく見えてきたということで十分頑張ったと思います。ディテール(細部)もそれぞれしっかり作りこんでいて、良いと思います。(ちなみに写真の作品は、3〜5年生です)
次回から着色に入ります。サザエの表面の色がまた複雑で面白いので楽しみです!
サザエの模刻(途中経過)サザエの模刻(途中経過)

サザエの模刻2

サザエの模刻は先週大まかな形を作ったのに続いて、今週はツノや筋ばった形などのディテール(細部)の表現に入り、グッとサザエらしさが出てきました。
指で作っているといつまでも「ふわっと」した柔らかい形にしかできませんので、今週はヘラなどの道具や時には爪も使って、サザエらしいゴツゴツとした質感やシャープな面の移り変わりを意識して表現してみてもらっています。まだ少し粘土造形が終わりませんでしたので、来週も引き続き行います。
一番下の写真は実際に使っているサザエの貝殻の一つですが、つくづく、見ていると複雑で奥が深いですね〜。🌀
サザエの模刻2週目サザエの模刻2週目さざえ

サザエの模刻1

今週からは新しい課題「サザエの模刻」です!
教室に来るとともに、ずらっと席に並べられたサザエの貝殻を見て、なにこれ〜!となかなかの反応。
石粉粘土で何回かかけて形を作ったのち、彩色もします。以前やったリンゴの模刻と比べると形はぐっと複雑ですが、螺旋構造や黄金比など自然の造形がギュッと詰まっていて、作っていて面白いです。
「サザエ食べたことな〜い」なんて雑談もしながら、ひとまず今週は大まかな形を作りました。お楽しみに〜!

リンゴの模刻(完成)

リンゴの模刻が今週で完成しました〜。皆さんよく頑張りました!!🍎
どれだけ本物そっくりに迫れるか、皆真剣に粘土のリンゴと本物を見比べながら、仕上げていきました。
芯の作り方、構造を観察すること、粘土のつけ方、ヘラの使い方といった粘土造形の事や、着色では下塗りや「点描(てんびょう)」で描く描き方など、色々とやりましたが、何より自然の形や色を観察したことが良い勉強だったと思います。それでは、お家で冷蔵庫に入れて家族をビックリさせちゃいましょう〜(笑)。
完成「リンゴの模刻」(土曜午前クラス) 完成「リンゴの模刻」(土曜午前クラス) 完成「リンゴの模刻」(日曜午前クラス) 完成「リンゴの模刻」(日曜午後クラス)

リンゴの模刻3

リンゴの模刻三週目です。着色に入っています。かぼちゃの模刻の時は水彩絵の具を使いましたが、乾燥後に少し色がひいてしまったので、今回はアクリル絵の具を使います。
リンゴといったら「赤い!」と思ってしまいますが、いきなり赤で塗ると作り物っぽくなってしまいますので、まずは日の当たってない黄色い部分の色を、下地として全体に塗ってもらいます。その後から、細筆で点々と点描で描いて少しずつ赤くしていきます。まさに日が当たって青リンゴが色づいてゆくのをイメージしながら、焦らず本物に近づけていきましょう。
リンゴの模刻(日曜午前)リンゴの模刻(土曜午前)

リンゴの模刻2

リンゴの模刻2週目です。
先週大まかに粘土をつけた芯の上に、構造をよく観察してモチーフのリンゴのほぼ原寸大の大きさまで肉付けしていきます。ヘラを上手に使いこなすのもポイントです。
表面をドベと言われる水で泥状にした粘土を使ってツルツルにし、ヘタを刺したらひとまず粘土での造形は終了です。
来週からは着色に入ります。そっくり目指して頑張りましょう!
リンゴの模刻2週目(土曜午前クラス)リンゴの模刻2週目(日曜午前クラス)リンゴの模刻2週目(日曜午後クラス)

リンゴの模刻1

今週から新しい課題、リンゴの模刻です。
一応見本に一個作ってみましたが、粘土で作ってある事が分かりやすいように半分だけ色を塗りました。今回は、石粉粘土にアクリル絵の具で着色します。
さて、「球にヘタをつければリンゴでしょ?」と思いがちですが、よく観察すると、角張った形の変わり目(構造線や稜線と呼びます)や平らな部分があったり、真上から見ると五角形に見えたり…と「リンゴらしさ」には色々秘密が隠されています。まずは全員スケッチをして、丸い形に隠れた「構造」をよく見ることを意識してみました。
いざ粘土で作り始めてみると、ミカン?パプリカ?なんか洋梨みたいになっちゃった…とみんな格闘してますが、それが物を見るいい勉強です(笑)。頑張って!
りんごの模刻1(土曜午前)りんごの模刻1(土曜午後)りんごの模刻見本

カボチャの模刻(完)/自画像デッサン(完)

土曜午前クラス・日曜午後クラスのカボチャの模刻と、日曜午前クラスの自画像デッサンが完成しました!
並べてみると、すごい密度の力作ぞろいですね。表現の基礎を学ぶには、物を見て学ぶことが一番です。
どのクラスも後半の時間帯で「友達クロッキー」を行いました。全員が順番でモデルになり、10分または5分という短い時間で全身を描きます。瞬発的に形を捉える練習ですが、皆とても集中して、一枚一枚上達していっていました。
自画像デッサン(日曜午前クラス)カボチャの模刻(土曜クラス)カボチャの模刻(日曜午後クラス)

カボチャの模刻(2)/自画像デッサン(2)

日曜午前・土曜午後クラスの「カボチャの模刻」は、今週は色塗りを行いました。普段の画用紙に水彩絵の具で描くのとは少し勝手が違って、粘土の場合はかなりしっかり色をのせないと乾燥後に色味が変わってしまうので、色を合わせるのに苦労していました。来週ニスを塗ったら完成です。
日曜午前クラスの「自画像デッサン」も、ほぼ仕上がってきています。来週あともう1時間、細部を描いて仕上げる予定でいます。
皆じっくりと物を観察したり、絵とモチーフを見比べたり、いい緊張感があります!
カボチャの模刻2(土曜クラス)自画像デッサン2(日曜午前クラス)

カボチャの模刻(1)/自画像デッサン(1)

今週から、土曜クラス&日曜午後クラスは紙粘土を用いたカボチャの模刻、日曜午前クラスは鉛筆で自画像デッサンを始めました。
どちらもデッサン力を養う課題です。作ったり、描いたりももちろん大事なのですが、何より大事なことはじっくりと観察する時間を持つことかと思います。
「カボチャをこんなにまじまじ見たの初めて〜!」「お母さんに似てきちゃった〜!」など素直な感想が聞こえてきて、みんな良く集中して制作してます。
来週も頑張りましょう〜☺️
自画像デッサン(日曜午前クラス)かぼちゃの模刻1週目(日曜午後クラス)