静物デッサン(布とパイプ椅子)1/ステンシルを用いたエコバッグ・完成!

静物デッサン(白布とパイプ椅子)1

レオナルド・ダ・ヴィンチ

参考作品・レオナルド・ダ・ヴィンチ「布ひだ習作」

午前クラスは今週から静物デッサン。謎のモチーフ👻の正体は、白布に覆われたパイプ椅子です。表面的には白布しか見えませんので、布の起伏や明暗を描くしかないのですが、いかに中に隠されているパイプ椅子を感じられるか、表現できるか!?がポイントです。ダヴィンチの習作も足を感じさせてすごいですよね。

午後クラスのステンシルを使ったエコバッグは、先週、今週の2回で完成です!どうです?みんなステンシルとたたき筆の使い方をしっかり身につけつつ、各々色や配置を工夫したユニークで可愛いデザインがそろいましたね🎉。ぜひ使ってください!

名画の模写・完成!/ステンシルを用いたエコバッグ1

ステンシルを用いたエコバッグ制作風景
午前クラスの模写も完成しました〜!!力作揃いですね。離れても近づいても良いのが良い絵です。遠くからは色彩や構図のバランスが美しく、近づくと細部が描き込んであって見がいがあるのがベストです。ぜひ、拡大してご覧ください。

午後クラスは新しい課題、ステンシルを用いたエコバッグ作りを行なっています。紙を切り抜いて型を作り、その中にアクリル絵の具とたたき筆でトントンと色をつけていきます。形も色も自由。自分の好きなデザインのバッグを作りましょう。ちなみに有名なバンクシーも、ステンシルの表現の一種です。

名画の模写7/名画の模写・完成!

午後クラスの方が一足早く名画の模写に取り組み、今週完成しました!タッチを沢山重ねた密度もあって、何より熱意を感じる力作ぞろいですね〜👏。
今回の課題をきっかけに、実際に上野の西洋美術館や東京都美術館で本物のゴッホやモネなど巨匠の油絵を見てきた生徒たちもいました。美術館にある作品もただ受け身で眺めるのと比べて、自分でいざ描いてみると見るときも「すごいな〜✨」という実感が伴います。単純なことを言いますが、アートはやはり感動が大事ですよね。

自画像デッサン完成!/名画の模写2


午前クラスの自画像デッサンが完成しました!
デッサンは「似ているか」よりも形、立体感、空間、質感(触り心地)の表現が大事です。鉛筆の調子も、粘り強く描写のタッチを重ねることで、単純でない良い色が出ていますね〜。みんなよく観察して描き切りました!👏

午後クラスの模写は、今週は下地塗りから。白いキャンバスのまま描くことももちろんありますが、絵の基本はベースに一層「下地」の色を塗ります。名画をよ~く見るとタッチの隙間やキャンバスの端にチラッと下地の色が見えます。はるか昔の巨匠が描いている様子を想像するのが面白いですね。

自画像デッサン4/丸太のデッサン完成!



午前の自画像デッサンは途中経過ですが、ほとんど完成と言って遜色ないですね😅。ここからは目・鼻・口、毛の1本1本といったディテールを全体のバランスを壊さずにどこまで描きこめるかが課題です。みんなの絵の気迫がビシビシすごいです。

午後の丸太のデッサンは完成です!
重みのある丸太がゴロっと床に置かれている感じがうまく表現出来ていますね。円柱の基本的なフォルムを正しく捉えつつ、自然の木ならではの複雑で豊かな表情をよく観察して描いています。質感・量感・光と影、と申し分ないです。拡大して見て下さい!

パイナップルとミラーシートの着彩・完成/パイナップルの着彩・完成!

パイナップルの着彩が完成しました〜🍍‼️おつかれさま〜。
自然物は形の狂いが多少あっても気にならない描きやすいモチーフ、かと思いきや、結構パイナップルは手強かったですね。
というのも、パイナップルの実は細かな菱形のパーツがいっぱい集まりつつ、全体では1つのラグビーボール状の立体になっています。凸凹ひとつひとつにとらわれてしまうと、全体の丸みが出てきません。葉っぱも一枚一枚表情がありますが、全体の大きな形がありますよね。
つまり、「部分と全体」がパイナップルのテーマだとあとで気づきました。
いろいろ勉強になりましたね〜。拡大してご覧下さい!

グレートーンから始める静物デッサン完成!/パイナップルの着彩1

午前クラスの静物デッサンが完成しました!みんなおつかれさま👏
今回はグレー下地を一旦鉛筆で作ったぶん、背景も含め画面全体に手が回って密度があります。物を前後左右、明暗の関係で見ることも意識できています。何よりいっぱい描いているのが良いですね〜描かないと出ない綺麗な色が出てます。

午後クラスは新課題「パイナップルの着彩」。アクリルで描く表現と違って、着彩は日本画のように「写生」つまりそっくり!に徹します。謙虚にモチーフを観察し、写し取ることを通して、自然の美やリズムを吸収します。今週はエスキースから下描き。パイナップルの作りをよ〜く観察しました。

パイナップルの着彩2025/2/23

グレートーンから始める静物デッサン5/手と紙コップのデッサン完成!

午前クラスの静物デッサンは来週終了。瓶やヤシの実の質感の違い、手前/奥の空間、台の意識、光と陰、たくさん意識して鉛筆・ティッシュ・練りゴムを駆使してどんどん描き込みました。

午後の「手と紙コップのデッサン」は完成!!仕事量の多い良いデッサンが揃いました!手の筋肉の流れや、手と紙コップの色や質感の対比、明暗、奥行きをしつこく良く観察して、タッチをたくさん重ねているのが素晴らしいです。おつかれさま〜👏。

構成アクリル画(静物とコピー紙)完成/静物アクリル画完成!

今年最後の課題が完成しました〜。
同じモチーフを使いつつ、午前クラスは「静物とコピー紙」をお題に自由に組み合わせて描いてもらいました。お題は一応ありますがあくまできっかけ程度に捉えて、いかに自分なりに解釈して、発想を広げ、自分の表現に昇華させるか?が大切です。紙の特性をそれぞれの角度で取り込んで、色々面白い絵が出ましたね〜。見えないところで発想を支えるデッサン力も大事です。みんなそれぞれ違った「良い絵」です。

午後クラスは素直に静物を描き上げました。ほぼアクリルでの静物はみんな初でしたが、これだけ粘り強く描けてすごいですね。絵の具づかいや物の観察眼も養われました。今後の成長が楽しみです。

さて、冬休みです。どうしても絵は「描く」が大事かと思われがちですが、「良い絵」を描くには、実は「描く」よりも良い絵を「見る」ことが重要です。ぜひ美術館へ!良いお年を!

コラージュ(混合技法)完成!/人物クロッキー

午前クラスのコラージュが完成しました〜。
コラージュは構成力を鍛えられます。切り取った様々な要素を、どういう配置、動き、バランスで配置するか。音楽的なリズム感も求められます。レッスン中に口を酸っぱく伝えたのは、離れた時の明暗の大きな構成。絵はまず遠くから見ると明るい暗いの情報が目に入り、次に近づくにつれ色や細かなディテールが目に入ります。なのでポスターなどは遠くからもわかるインパクトのある明暗構成をしているはずです。離れても良く、近づくとまた面白い、というのが2度美味しい良い絵、となります。どの作品も力作ぞろい。たくさん要素が詰まっていますので、ぜひ拡大して見て下さい〜。

午後クラスは今週1回で、人物クロッキーを行いました。クロッキーは早く描く練習です。デッサンがマラソンならクロッキーは短距離走。10分、8分、5分とだんだんポーズ時間を短くして、モデルさんを交代しつつ描きました。細部にとらわれず、勢いのいい線を描くために今回はコンテを使用。クロッキーは日々の基礎練みたいなものなので、鉛筆や筆ペンでも良いですので、ぜひお家で気楽にやってみて下さい。(先生たちも腕が鈍ってました・笑)