午前クラスの電球の模刻が完成しました〜。なかなかの完成度ですね!
精緻な工業製品を粘土で手作業で作るという難題でしたが、みんな良く頑張りました。精度の高い造形力が身についたと思います。先週で終わった生徒たちは久しぶりにクロッキー。1ポーズ5分くらいの速描きです。みんな上手👏
午後クラスのデッサンは「デスケル」という道具でモチーフを覗いて、構図をしっかり考えてエスキースを描き、本番の紙に「アタリ」をとるところまでがんばりました。来週も引き続き頑張りましょう〜。
電球の模刻2/風船石膏と紙テープのデッサン1
急に暑くなりましたね。
午前クラスの電球の模刻は、電球らしい凹凸も歪みもない美しい曲面といい、口金のネジ部分も溝が「らせん状」につながった精巧なつくりで難しいと思います。ヘラで削ったり、押し当てたり、布で表面をなめしたりと、道具使いもいろいろ工夫して作っていました。目-頭-手の回路が鍛えられますね〜。
午後クラスは、前回作った「風船石膏」のオブジェに「紙テープ」を組み合わせて静物モチーフを自分で組み、今週より静物デッサンを行います。いつも講師が組む静物と違って、自分で好きなバランスに組めますので、モチーフ作りから作品制作と言えます。
どうでしょう?きれいなモチーフが組めたかな?来週から本格的に鉛筆でデッサンしていきましょう〜。
電球の模刻1/風船石膏1
午前クラスは粘土で電球の模刻に入りました。単純そうに見えて、人工物ならではの軸を中心とした完璧なシンメトリー構造、美しい機械的カーブ、滑らかな曲面となかなか手ごわいモチーフです。気をぬくとフライドチキンやヘチマのようになってしまいます笑。正確な立体的観察力を養いましょう。
午後クラスは石膏を用いた課題に入りました。石膏は粉末ですが水と混ぜると固まる性質があり、美術や歯科技工士などで型取りに用いられます。高校の美術室などに石膏像があったりしますね。
今回の課題はその石膏を風船に注いで、固まる前に自由に形をゆがめて、不思議な柔らかい形の「抽象彫刻」を作る課題です。初めての素材に、みんな楽しみました。来週からはこの像をデッサンしますよ〜!
鉛筆デッサン(電球2時間)完成!/名画の模写・完成!
完成作品をゆっくりご鑑賞ください〜。
午前クラスは連休明けに電球の模刻を行いますので、その前準備の形の理解も兼ねて、2時間のレッスン1回のみ!でデッサンを描いてもらいました。いつもはたっぷり時間をかけて描きますが、こういう短期集中もたまには良いです。
たった2時間とは思えないクオリティですね。底力がついていることに感動です。
午後クラスの名画の模写も今週完成!おつかれさま〜。
アクリル絵の具自体初めての生徒さんも含めて、みんな良く頑張って描きました!
巨匠を真似る中から、混色や色を重ねる感覚、形の出し方など自然に多くを学べたかと思います。次に静物などを描くときにもう一度思い出して活かしましょう。
ちなみに自分が模写した絵が誰の絵か覚えておくと良いです。いつか実物を見るかもしれませんよ〜。
ちなみにゴールデンウィーク中のお出かけに、当教室のご家族も、そうでない方も、東京都美術館のマティス展がオススメです!https://matisse2023.exhibit.jp
ロゴのある静物着彩完成!/名画の模写7
午前クラスの「ロゴのある静物着彩」完成しました〜!
ロゴだらけ、かつ慣れない水彩で大変でしたが、みんなよく頑張りました!👏
いつものアクリルでの絵画では「表現」も大事にしますが、今回の着彩は出来る限り見たままを忠実に写し取る「写生」の精神を重視しました。
おかげで、一見どれが誰の作品か分からなくなるのですが(笑)、それだけ対象に迫れたということです。「物と物の関係」「際(キワ)の回り込み」「軽視されがちな影の大切さ」「ロゴを文字であることを忘れて柄のように見る」等々、美術の大事なことをたくさん学びました。この完成度はすごいです。本当にお疲れ様〜!
午後クラスは今週来週で終了ですので、一旦今週で全体に手が行き渡り、終わりが見えると良いのですが、どうでしょうか〜^^;。みんな頑張ってますが、少しドキドキ。お楽しみに〜。
ロゴのある静物着彩6/名画の模写7
午前クラスは今週含めてあと2回!何より全部しっかり描き切ることを目指して頑張ってます。
今週はほぼ全ての作業を細い面相筆に持ち替えて、どんどん細かく描いていきます。「面の分割」も出だしは大きい単位ですが、徐々に細分化して最後は細か〜いディテール(例えばポテトチップスのロゴの縁取り等)まで描いていきます。「絵を描く」という意識よりさらに、モチーフを画面に持ってくるような真に迫る意識が大事です。みんな良いですよ!
午後クラスの模写は今週入れて残り3回。良い進み具合だと思います。どの絵も細かかったり筆遣いが達者だったりと大変ですが、それは巨匠なので当然です・笑。
名画をよく見て長い時間対話するだけでも多くのことを学んでいます。心折れずに頑張りましょう〜。
ロゴのある静物着彩5/名画の模写6
午前クラスの着彩は途中経過をお見せします(これでもまだ途中です・笑)。
みんな本当によく頑張っています。あえて一点贅沢を言うと、着彩に入って、例えばポテトチップのパッケージの緑色をどうしても頭で「緑」と思ってしまうがゆえに、似たような色で塗ってしまう現象が所々見受けられます。すると袋の張った立体感や質感が出ません。それはポカリスエットやカロリーメイトも同じ。一旦頭で見なすのを止めて、よ〜く観察しましょう。
午後の模写は、もうどんどん描くのみですので、少し画家さんの話をしますと、ゴッホは感情的なイメージがあると思いますが、絵はとても計算されていて、無駄なくタッチが積み重ねられています。ですので、どう描いたか想像できて意外と模写もしやすく勉強になります。一方、さらっと風景を描いたモネのような絵は、本人はささっと描いたのでしょうが、筆致も早く、絵の具は混じり合い、その絵を真似するのは実は大変。絵によって個性はまちまちですが、自分が好きだと思った絵ですから、きっと完遂してくれるでしょう!
ロゴのある静物着彩4/名画の模写5
午前クラスの着彩は、一層薄く色を置いた後で徐々に濃い絵の具で描いていきます。基本ですが「塗る」ではなく「描く」意識が大切です。
明暗をつけ立体感をもたせつつ、ポテトチップスの袋と缶のギラッと光る金属質な質感と、カロリーメイトの紙箱のさらっとした質感を、色で表現していきます。難しいですが白く光る部分を塗り残すとそれっぽくなっていきますね。順調です。
午後クラスの模写も中盤。だいぶそれぞれの絵が見えてきました。赤青黄の三原色と色相環を見ながら、混色のコツをつかんだり、絵の具をキャンバスに置くような厚塗りの筆のタッチを学んだり、1つの絵でそれぞれ学んでいます。みんな集中していて、素晴らしいですね。楽しみです。
ロゴのある静物着彩3/名画の模写4
急に暖かくなってきましたね。
さて、午前クラスは今週から水彩絵の具による着彩に入り始めました。
広い面から細部へと描き進めるのはいつものアクリルと同じですが、水彩は一回塗った上から塗りつぶして直すことがあまり出来ないところが大きな違い。また、白は基本的にあまり使わず、明るい/白い部分はできるだけ紙の白を生かします。
まずはたっぷりの水で薄めた透明な色で大きく色を乗せ始め、徐々に暗く濃い部分を塗り重ねていきます。しっかり鉛筆で形をとった分、さらっと色を乗せただけでも、絵になりますね。
午後クラスの模写も、どんどんアクリルを乗せて行ってます。巨匠の筆さばきや描く手順を真似るうちに、自然に絵の具に慣れてきています。「子供に模写!?」と思われるかもしれませんが、キャンバスもアクリル絵の具もほぼ初めての子にこそ、模写はもってこいの課題に思います。自分の好きな絵に似せたい!という気持ちをモチベーションに、名画が自然に導いてくれて成長します。点描も厚塗りも重色もタッチも一気に吸収しています。
ロゴのある静物着彩2/名画の模写3
午前クラスは、鉛筆で中のロゴも描いていってます。立体物のパースや傾き、膨らみに合わせて、文字の外形を四角でとってから中の文字を描いていきます。「文字」ということを一旦忘れて、図や模様のように見るのがポイントです。来週あたりから着彩に入りますので、鉛筆の段階もお見せします。みんなよく粘って描いていますよね〜。すごい!👏
午後クラスの名画の模写は、トレースが終わった順に絵の具に入っています。
作家や作品によって描き方はまちまちで、どこから手をつけたら良いかわからないでしょうが、絵をよ〜く観察すると絵の具の重なりからその画家さんがどういう順で描いたかがなんとなく見えてきます。とはいえ、遠くから近くへ、広い面から狭い面(細部)へというのが絵の基本です。ほとんどの生徒さんがアクリルで絵を描くのが初です。楽しみですね。