鏡を使った自由制作/静物アクリル画 完成!

2021年最後の課題、完成しました〜👏👏👏。すばらしい。
みんなすごく力がつきましたね。色調の好み、具体的な描写とあいまいさの緩急のバランス、それら全てが相まって「画風」と呼ばれる個性になります。特に午前のクラスは「何」を「どう」描くかも自分で決めますので、そこから既に個性の発露となります。鏡をどう使うかは大人でも難しいと思いますが、みんな自分なりに消化してとても魅力的な作品になっています。

午後クラスの静物も良いですね〜。緑の植物を緑で描く必要もなく、個性的な色使いをする子もいれば、素直に自然な色合いをよく観察して混色して作っている子もどちらも好感が持てます。毎週動きのある観葉植物に惑わされる一方、紙筒やスチロールの立方体、植木鉢、そして全体を支える台のデッサンが狂うと絵が不安定になります。冷静に形を確認しながら、色彩表現もしてゆく、突き詰めると高度な課題ですがみんな自分の目でしっかり食いついて頑張りました。

今年のレッスンはこれで終了です。来年も楽しんでいきましょう〜。

鏡を使った自由制作7/静物アクリル画8

12月ももう半ば、来週で今年のレッスンも終わりです。早いですね〜。
さて、今週に加えてあと残り1回でこの課題も終わりですが、どうでしょう?
午前クラスの自由制作は鏡らしさ、鏡の映り込む効果の面白みが出てきましたね。午後クラスの静物もだいぶ描き進めて密度が出てきました。
来週は全体に手を入れているとすぐ時間が経ってしまいますので、描くべきところを絞って集中して描き込んでいきましょう。
完成作品が楽しみです!!
自由制作-途中経過12/12 静物-途中経過12/12

鏡を使った自由制作6/静物アクリル画7

先週までは刷毛やペインティングナイフを用いて、主に画面全体の雰囲気作りや、その後描き進めやすい下地作りを行いました。
だいたい画面全体に手が行き届いたようですので、今週からはぐっと具体的に中身の描写に入っていきます。最終的なイメージを探りながら、(自分にとっての)良い色、良い形を探していきます。それは自分と絵との対話とも言えます。他人にはまだ一見何を描いているか分からなかったりするかもしれませんが、本人はそれぞれ着実に捉えていってます。ここが一番絵を決定づけるスリリングで疲れる時だと思いますが、楽しんで行きましょう!
途中とはいえ、午前クラスも午後クラスもとても色が綺麗です!

鏡を使った自由制作5/静物アクリル画6

先週に続き、途中経過です。前回お見せした生徒さん達とはまた違った個性が出ていますね。
今年いっぱいで完成予定ですので、今週は中盤です。細部を具体的に描いていく前に、焦らず絵全体の雰囲気や構成、色調作りを心がけてもらっています。
午前クラスは絵の具がだいぶ厚く塗り重ねられてきました。混色で作った不透明な色をのせるだけでなく、「グレーズ」という薄く溶いた絵の具を透明に重ねる手法による「重色」ももっと活かせると、奥行きが出てさらに良くなってくると思います。

午後クラスはアクリルでの静物画が初めて、かつ植物が成長しているのもあり(汗)、ちょっと手が止まる子もちらほら…。
アクリルは何度でも上から描けるのが強みです。間違いなんて絵にはそもそもありませんし、かえってうまくいかず何度も描いた方が良い絵になったりします。おそれずどんどん描いてみましょう!
自由制作制作過程(2021/11/28)植物のある静物制作過程(2021/11/28)

鏡を使った自由制作4/静物アクリル画5

今週は午前クラス、午後クラスともに途中経過をお見せします。
途中でもみんな色がとても綺麗ですね!
肌は肌色、葉っぱは緑といった観念的な「固有色」にとらわれず、自分の感じた色、絵の中で良く見える色を選ぶ事を頑張ってもらっています。
それは実は絵の核心で難しいことなのですが、みんなすごく努力が伝わってきて、すでに良い絵になってます。順調ですよ〜👍自由制作制作過程 植物のある静物途中経過

鏡を使った自由制作3/静物アクリル画4

自由制作3回目。今日から絵の具に入りました。まだはっきり構想が決まりきってない子も描きながら考えましょう!最初から予定通り進めるのも良いですが、かえって描きながら試行錯誤すると良い絵になったりします。
水彩は拭いたり塗り替えたりがほぼ出来ない失敗できない素材ですが、その点アクリルや油絵は何度でも何度でも満足いくまで上から描けるのが大きな利点です。そして重なれば重なるほど絵に深みが出てきます。ペインティングナイフや大きめの筆でまずは大づかみに絵の雰囲気を作っていきます。出だし好調ですよ。

午後クラスの静物画も絵の具に入りました!
模写は経験した子もいますが、アクリルでモチーフをゼロから描くのはみんな初めて。下地作りから仕上げまでの基本的な流れをビデオで軽く説明して「とにかくやってみよう!」とペインティングナイフで絵の具をのせていく事にチャレンジ。
まず、葉っぱは緑、ストライプは白と紺、紙筒は黄色とピンク、キューブは白、と頭で決めた「固有色」を一旦忘れてもらいます。緑の中にも青っぽさ、赤っぽさ、黄色っぽさ…と光の当たり方や人によっても見え方の違う「色味」を自分の目で感じ取って、大胆に「感じた色」を画面に置いていく。塗るのでなく置く感じです。難しそうに聞こえますが、みんな楽しそうに絵の具を乗せています。かえって子供の方が抵抗ないようですね。楽しみです。

鏡を使った自由制作2/静物アクリル画3

午前クラスは鏡を使った自由制作2週目。引き続き構想を練る時間。
鏡をどう絵の中に登場させるか?というアイデアの素も大事ですが、同じ状況設定でも視点や構図を変えるだけで数倍面白い絵になります。(例を出すと「鏡を持っている象」と発想したとして、その状況を横から見た説明的な絵では何かつまらない。でも象目線で見ると面白かったりします。鏡を持つ長く伸びた鼻、鏡に映る象の顔、後ろには動物園の人々…とか。)
地塗りはしましたので来週からキャンバスです!アイデアがまとまってない人は考えてきてね〜笑。

午後クラスは静物3週目。キャンバスに鉛筆で下書きです。鉛筆はささっとすませて、絵の具に入るつもりでしたが、手を鉛筆で真っ黒にしながら、みんな頑張って形をとってましたので、今週は下書きのみに集中しました。これだけ下書きから頑張るといい絵になるでしょう。下書きやエスキースは大人でもないがしろにしがちですので、その大事さを今から実感で分かっているとは素晴らしいです。

鏡を使った自由制作1/静物アクリル画2

午前クラスは今週から新しい課題です。アクリル画でテーマは「自由」。ただし「鏡を使うこと」!
難しくも聞こえますが、「自由に描いていいよ!」と言われるとかえって何を描くか悩むものです。そこで鏡を発想のきっかけに何か面白い絵が出来てこないかな〜と期待してます。
課題は先週から伝えてありましたので、みんな描きたいものや図鑑など何かしらのモチーフを家から持参してきています。さてそこで、鏡をどう使うか?がポイントです。
ひとまず、みんな手を動かしてあれこれ組み合わせを試してはエスキースに描いてみています。構想を練るこの段階が一番大変ですが面白い創作の醍醐味です。おうちでも考えてみてね。

午後クラスは静物2週目。みんな早くアクリルで描き始めたいところでしょうが、今週はエスキース^^;。
描き始める前にしっかりモチーフの形や位置を観察して、体に覚えこませる。エスキース(下絵)を繰り返し描くことの大切さは、ダ・ヴィンチの時代から変わりません。準備運動と思って頑張りましょう。前回の薪と違って物がたくさんあって大変!と思いがちですが、全部合わせてひとつの「モノ」とみなすと良いですよ〜。
来週からはいよいよ絵の具です!

カラヴァッジオ「ナルキッソス」1594-96

カラヴァッジオ「ナルキッソス」1594-96

構成デッサン(薪と立方体)完成!/静物アクリル画1

午前クラスの構成デッサンが完成しました!!
あらためて課題の説明をしますと、「薪3本を針金で縛ったモチーフにプラスして、1人に1つ配られた発泡スチロールの立方体を自由に組み合わせて描く」というものです。自然に置いて静物として描くのももちろんOK。さらに挑戦する子は、色々な形に切ったり、いっぱいスチロールが登場したり、飛んだり、跳ねたり、積んだりしていますが、これらは「想像」です。
それぞれがこれまで見て描いてきた経験を活かし、自分の設定した物の配置による距離感や影の落ち方をイメージして、リアルに描き切りました。リアリティあってこそアイデアの面白さが生きてきます。
難しい課題かと思いましたが、みんな楽しく描いてくれて、本当に驚くほど素晴らしい作品がたくさん出来ました👏!ぜひ拡大して見て下さい。

午後クラスは新課題「静物アクリル画(植物・紙筒・発泡スチロール・布)」です。
きれいな色のモチーフですね。植物はたぶん成長したり動きますがそれも含めて楽しみましょう(笑)。今週は地塗りとエスキース。中くらいの明るさの色をそれぞれ好きな色で作ってもらって、塗りました。来週から描き始めます。

名画の模写 完成!

名画の模写、ついに完成しました。
力作がいっぱい!みんな本当によく頑張りました。お疲れさま〜👏👏👏。

巨匠から直接盗んだ技(混色や重色、色の配置、タッチや絵の具の厚み、構図…等々)を、次の静物画など自分の絵を描く機会に生かせるとさらに素晴らしいです。
終わった〜と忘れてしまわず、しっかり今回の描いた感覚を覚えておきましょう😄。絵をよく見た経験も、自分のセンスを磨く上で確実に生かされます。
素朴に、名画をお家に飾れる!というだけでも嬉しいですね。
来週からまた新しい課題です。お楽しみに!

名画の模写7

名画の模写も次週でおしまいです。だいたい画面が埋まってきましたので、一旦今週で完成させるつもりで頑張ってもらいました。
そうすれば来週さらにもう一歩!描き込んでクオリティを上げて、その一歩は必ず次への成長につながります。
終盤は進展がなかなか実感しにくいですが、みんな粘り強く頑張っています。午後クラスの子は特に、アクリル自体初めての子ばかりですので、本当に成長めざましいです!

名画の模写6

模写の課題も残すところ今週含めてあと3回。だいたい全体に手が回ってきました。
いつも授業風景は見せていますので、今週は途中経過を一部ご覧いただきます。
「アクリル絵の具を使うの初めて!」という子もちらほらいますが、名画に引っ張られて、気づくと物怖じせず絵の具を乗せています。アクリルは学校で使う水彩と違って、油絵のように厚みのある表現ができるのが良いところです。
まだディテール(細部)の描写前の途中経過ですが、すでに色のバランスが良く綺麗ですね。名画から優れたバランスや色彩感覚を吸収して自分のものにできるといいですね。

名画の模写5

全クラス頑張って描いてます。
模写はまさに「まなぶ」ならぬ「まねぶ」学習法です。何よりその名画が答えで、先生といえます。静かに絵と対話をして真似していくうちに、自然と多くのことを巨匠から直に学べるはずです。ですので講師もここまで来たらあまり多くは話しかけずに、静かに見守るよう気をつけています。

みんな良い調子ですよ〜。自信を持って完成まで進めていきましょう!

名画の模写4

模写も4週目。折り返し地点に来ました。
みんな模写で「描く」ことを通して、じっくりその絵を観察するうちに、ゴッホのアクリルでは再現できない色の美しさや、ロートレックの筆遣いの達者さ、キュビズムの絵の構成の面白さ、モネの筆致の自由さ等々、実感を伴って気づきを得ています。模写は描く技術も学べますが、深い鑑賞体験ができます。
「本物の油絵ってどんなだろう?」と子供たちも興味を持っているようですし、絵は何より実物を見るのが一番ですので、コロナが落ち着いたら、是非美術館にもご家族皆さんで足を運んでみて下さい!
授業風景・名画の模写4(午後クラス)授業風景・名画の模写4(午後クラス)

名画の模写3

模写3週目です。鉛筆やカーボン紙を使って描いた下書きを、面相筆でもう一度なぞってから、いよいよアクリルで描き始めます。
作家、作品によって描き方、描く手順はまちまちですので、まずはよ〜く見てどう描いたか想像します。イメージトレーニングですね。花を描いてから背景かな…服の下に暖かい色を敷いてるかな…相談しつつも講師も答えは知りませんので、推理ゲームのようです。
「模写」はハードルが高い課題に思えるかもしれませんが、子供たちはゴールが見えてる分、普段より悩むことなくどんどん描き進めています。今後が楽しみです!授業風景・名画の模写3(午前クラス)授業風景・名画の模写3(午後クラス)

名画の模写2

名画の模写のレッスン2回目です。
まずは下塗り(または地塗り)です。各自の選んだ絵をよく見て、下地の色を見極めることから始まります。油絵は水彩と違って、色の層を何度も塗り重ねた表現をします。そして多くの作品は中間色を一番下に塗る作業をしています。すると絵全体にまとまりができたり、色調にも影響が出たり、何より上から描きやすい。
ゴッホやモネといった巨匠の絵も、隅の塗り残しを見るとちらっと地の色が垣間見え、彼らがどういった手順で描いたかがイメージできます。
そして地塗りの次は下描きに進みます。午後クラスはカーボン紙を使って輪郭線をトレース、午前クラスは目で見て描き写すという本来の模写の方法でやってみています。みんな割とサクサク進めています。来週も頑張りましょう〜。
授業風景・名画の模写2(午前クラス)授業風景・名画の模写2(午後クラス)

名画の模写1

4月に入り新しい課題です!🎨
今年度最初の課題は、午前、午後クラスともに「名画の模写」です。
今週は早く描きたい気持ちをぐっと抑えて、画集をじっくり鑑賞する事に集中しました。絵は描く事も大事ですが、見る事もすごく大事です。
様々な巨匠の絵を見ながら、テーマや様式、色使いや絵の具の厚み等々、色々な人がいるんだなあと味わいつつ、気になった絵に付箋を貼り、これが描きたい!という絵を1枚決めてもらいました。
来週から描き始めます!名画の模写レッスン風景1

模刻(靴・リンゴ)完成

靴の模刻、リンゴの模刻(着彩)、ともに完成しました〜!!
ふっと脱ぎ捨てられたさりげない靴の感じをよく観察して作りました。なんということのない曲線や、足に合った靴らしい形といった支えになる基盤がよく出来ているからこそ、靴紐やバックルなどのディティールも映えてきますね。

リンゴの着彩は先週塗った黄色い下地の上に様々に混色した赤い色を、ハッチングや点描といった細かい筆のタッチで重ねていきました。リンゴの表面をよく見ると複雑にいろいろな色が折り重なってまだらな色をしています。自然物らしい色彩のポイントはこの「むら」や「ランダムさ」にある気がします。モチーフをよく見て、どうしたら似るか、色や筆使いを自分なりに試行錯誤していく事が成長に繋がります。

自由課題・完成!/手のデッサン

本年最後のレッスンでした。

午前クラスのアクリルの自由課題が完成しました!とても見ごたえのある充実した画面になっています。
それぞれモチーフを自分で組んだり、集めた写真資料を参照したりしながら、自分の想像を重ね合わせて、思い思いの世界観を描きました。
絵には主題(テーマ)、構成(画面の構図や動き)、色彩、そして描写力が必要です。
これまでの静物画や模写、デッサン、いろいろな経験が生かされて、底力がついていることが感じられて嬉しいです。

午後クラスは、手のデッサン。
いつでも描けるモチーフといえる自分の手。昔の巨匠もみな練習題材に描いていました。形や陰影といったデッサンの勉強になるのはもちろん、手だけでもいろいろな感情が表現できますので1つのジャンルと言ってもいいモチーフです。暇な時はぜひ、自分の手を描いてみましょう。

それでは、皆様良いお年を〜。

自由課題6/シルクスクリーンのカレンダー・完成!

午前クラスの自由課題は今週、来週で終わりです。
いつもの静物モチーフを前に描くのとは違って、目の前にない空想の風景を描くには、日頃の「見た経験」のストックが必要になります。落ち葉が積もった地面はどんな感じか、光が向こうから射すと手前にどう影が落ちるか…etc、普段の観察の成果をもう一度キャンバスの上に組み立てるちょっと高度な「再構築」という力が求められます。ラストスパート頑張りましょう!

午後クラスのシルクスクリーンのカレンダーは全員無事刷り終わりました〜!パチパチ。
先週1色で刷ったものと、今週同じ版でグラデーションで刷ったものとの二種類作りました。一人一月を担当し、全員で2021年のカレンダー1冊になります。
みんなの個性とアイデアと季節感が詰まった毎月わくわくするカレンダーになりましたね!よくがんばりました。おつかれさま〜👏😊